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quadra blog

更新履歴/拍手レス/ソウキド妄想雑記など

   2024

0517
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   2011

0812
えっ? 公式が最大手……?
っていう9月号感想。
発売日に感想書いてるってあたりで色々お察しください。
隙間埋めは二次創作の醍醐味ですが、隙間というか溝と言うか渓谷につり橋を渡すような作業ばかりしてきた気がします。
それももうしなくていいんじゃあないだろうかと思ったりするところです。


敢えてスパルトイにクロナ処刑命令を下したのは何故か?それは死神様からの問いではないのか?っていう考察から始まる本編。単純な反発でも盲目的な従順でもなく、いまは前に進もうと決意する若者は良いです。
魂感知全開でクロナを探すマカ。世界中に気を巡らせる、って何気に凄いチート能力ですよソウル。流石デスサイズ。蜘蛛の女王の力半端ない。
そして3コマ出演したけど意図的に完スルーされてる某聖剣とかね、シリアス回だったけどちゃんと笑いどころ入れるのを忘れないアッシャーに敬服。

ゾンビィなテスカがグロポップですね。魂だけの存在になるとああいう風に見えるのか。鏡に映した魂は不滅なんでしょうか?
ところでナイグっさんのボディコンは萌えますね。胸が開きすぎではないでしょうかね。死人はしれっと腕復活してますね。流石本家ゾンビ。しかし何故今ボディコン。二人の間にナニかあったりしたんですか。なんにも描写がないと変に勘ぐってしまいますね。ずるくないですか。色々と。

いや予想の範囲内ではあるけど「上空の狂気濃度が濃い→月」ってどんだけw 少し高度を上げただけで狂気濃度が上がるのを感じるぐらいに月から送られてくる狂気が危機レベルに達しているってことなのか、あるいは魂喰世界の「月」っつーのは存外に近いところにあるんですかね。月から滴った血が即地上に降ってくるぐらいだし。空→月→宇宙戦なら「デスシティロボ発進!」か?とかは思ったけど、宇宙空間とか出ないのかもと思ったり。

まぁ他にも幸せそうなゴフェルだとか見どころツっこみどころはいっぱいあるんでしょうけどなんかもうその辺はね、ごめんあんまり見えてない。

左手でもやってくれ、なんてソウルにねだるキッド。事実をそのまんま書きだしただけですがなにかドキドキしてしまいますね。心の目が曇ってるせいですかね。寧ろ見えないものが見える心眼が開いてるせいだと思いました。(閉じなさい)
そしてそんなキッドに呆れつつも応えてあげるソウル。大変かわゆうございました。
今月号はそれに尽きますね。
ああこれが「原作が最大手」ってことなのかと。思いました。

漫画の流れ的に言えばここは主人公であるマカとキッドの会話でもおかしくはないってかそっちが本道な気がしたんですけどね。ここで敢えてソウルとの対話というところが感慨深い気がします。
スパルトイと別れて鬼神討伐に加わるキッドを慮るソウル。
ソウルはキッドを神という絶対的なものではなく危険に対峙すれば命すら危うい、自分達人間と同じに脆い存在として見てるんですね。
それは今まで彼を間近で見たきたから、強さと弱さの両方を知っているからでしょうね。
なかなか描かれる事がありませんでしたが、ブラック☆スターを含め男子組の間にもちゃんと絆があるんだなぁと思えます。
そしてそれに応える笑顔がまた良いです。
ブラ☆スタが間違いなく死武専最強であり自分を越えている、その事に悔しさを感じていると素直に言うキッドはしかし力強くいい顔です。面白い奴だっていうのを越えて対等なライバルになれたのが嬉しいんだろうな。悔しさという感情を持てることすら嬉しいんだろうなぁ。
そしてブラスタには言うなよと言うキッドに、わかってるよ、って拳をぶつけるソウル。
ブラ☆スタとは越えるべき壁として互いに高め合う関係であって、ソウルにはそうやって変わっていく自分達を見ていて欲しいんだなと。
同じ物差しで強さを測れない、武器と職人であるからこそ築ける関係ですね。
だからこのシーンはソウルでなくてはだめだったんだな、とも。
マカの持つ強さってのは単純なパワーの大きさとかそういう所にないものだと、分かっていても「キッドとマカでブラ☆スタの話」では構図的にマカが疎外感を味わう形になるよね。どうしても。

そうやってね、いいシーンをね、キッドのいつもの拘りと「相変わらずだな」っていうソウルの苦笑で締めるのですよ。
いつもこうだったんでしょうね。
きっとこれからもそうなんでしょうね。

そこに今までとこの先の二人を思いなにか言葉になりません。ただ大好きだとしか。

その後の死神様とパパのシーンには若干不安を感じるところですね。
笑顔が見れそうにない、という言葉が死神どちらかの消失を示すものなのかと。あるいは断片と本体との融合とか。
いや「キッド鬼神戦で完全な死神として覚醒→完全変態(お面装着)→笑顔が見れない」という可能性もあるやもしれません。
逃避ですかね。

展開が遅いと思う時もありましたがこうして物語が収束へ向けて進んでいるのが分かると切ない気もします。
わかんないですけどね。アッシャーのことだから。てかノットも始まったばっかだしそうそう終わりはしないか。
来月も楽しみです。
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