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quadra blog

更新履歴/拍手レス/ソウキド妄想雑記など

   2024

0429
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   2011

0919
感想と、先日のUP分についてもだもだと。


鬼神討伐出撃前夜。
デスサイズスが終結し、死神様の「今のうちに会っておきたい人と会っておきなさい」というお言葉でマカとパパの対話が持たれます。
前の記事にも書いたように、ここでのマカとパパがやっと親子らしい会話をし、ママの結婚指輪をマカに託したりと割とぐっとくるシーンではあるのですが、若干言葉が足りないかなあとか思ったり思わなかったりしたのです。うーん。まあ色々思う所あるのでしょうけど。最期になるかも、なんていったって何言っていいか分かりませんしね。わざわざ湿っぽい会話もしたくなかったのかもしれません。

マカなど捨てたと言いきったクロナの最期の救難信号。今月のクロナさんは表情と体のラインが男の子よりですかね。死してなお我が子を呪縛するメデューサ様がカッケーです。やっとマカとクロナのガチバトルになるのでしょうが、……どうなるんでしょうねぇ。救いがあればいいのですが。
パパも博士もクロナもキッドでさえ、誰もかれもが綺麗に死亡フラグを立てているように見えてなりません。
とはいえその辺の期待を裏切るのがアッシャーのやりかただと思うのでただ静観するだけですが。


で、ですよ。この「会っておきたい人と会っておきなさい」の部分でソウキドは会うか会わないかを考え書いた『想いの稜線』だったわけですが。
あれはソウル→キッド視点での『会わない理由』だった訳ですが、ああこれキッドからの会うという意志が皆無だった場合成り立たない話じゃね?っていうのを後から思いました。つまり、あの二人はきっと会わないよねーなどと言いつつもキッド側には(実際どう行動するかは別にして)会う意志があるのだ、と私は思っていたようです。客観視遅ェなおい。
……ソウルが一人で空転してるだけの話、だとあまりにもカワイソスぎるのでちょっとその辺を考えてみようかなとw

で、キッド側のことをつらつらと考えた訳です。キッドが会いに来ないパターンとしては、「まったくフラグが立っていない状態」かもしくは「既に強固な絆が築かれているため会う必要がない」のどちらかかと思います。後者も大変美味しいですが、ここは「ある程度の関係性があり、尚且つそこまで密ではない」、キッドが会いたいと思うパターンを考えたいと。

そもそもキッドには自分が死に直面するだなんて考えていないようなフシがありますね。★に対するライバル心を見せそして必ず越えて見せると言う誓いをたてたりとか一連の発言は、先が必ず存在すると思っていなければ言えないことだと。今月号の「自分達に勝機はあるのか」とかわざわざみんなの士気下げるような発言も、敗北が即ち自分達の死、一切の喪失に繋がると言う意識がないからなのか、とか。KYだからとか言っちゃダメだ。

もしかしたら本当に死なないのかもしれないですけどね。そのへんは実際のところよくわかりません。私の観点としては、星族という謂わばエリートの血を引いてるとはいえ人の子に抜かれる(と自称する)キッドが、そこまで極端に人を超越した存在であるともあまり思えないのです。ああ、覚醒後の事は考慮してません。
……っていうかあの19巻あたりの「ものすごい才能らしいな……」っていうアレが未だに引っ掛かかるw
あの……神……いや、なんでもないです。
「ものすごい」で済む程度なのですね。折角人間の形をとっているわけですから、人の世になじむよう能力値の上昇速度も人間の域を越えない程度に設定されているのかもしれません。ただし才能限界が無制限なチート存在だとか。ウデモゲラでも意識を保っていられるぐらいなので精神耐久値とかはすでにかなり高いですね。

脱線した。
まあなんかそんな感じで能力的なものか種族的なものか自分の死なんてものを考えたことのないキッドが、「死ぬなよ」と、自分よりもか弱い存在に言われることってのはそれなりに意外なところかと。あそこで一瞬何か考え、敢えて★の話に逸らしたのかと。
初めて自分の死と言うものを意識し、そういう所から他者から見た自分、ソウルから見た自分を意識し、もし自分が消失したならば、死ぬなと言った彼はどのような感情を抱くものかという所まで思いを巡らせる、と。
仮に、自分が死ぬわけが無いという確信があったとしても、ソウルがどのような思いでそんなことを言ったのか、という所には引っ掛かりを覚えておかしくないだろうと思います。
で、大事な任務を前にそんなモヤモヤした気持ちではいられませんよね。だったら元凶に直接会ってみればいい、となるのではないかと。折角会わないと気持ちを整理したソウルには酷な話ですけども。

そこでどんな会話を交わすのか或いは非言語的コミュニケーションに及ぶのかなどは色々妄想して楽しいところではありますが。
俺が死んだらお前はどう思うんだ、なんて直球で聞いてしまうようなキッドを想像して、好きな相手からそんな事を真顔で聞かれるソウルがちょっと可哀想になりました。驚きも怒りも呆れも通り越して、なぜそんな事が分からないのかと少し悲しくなるかもしれません。
そんな悲しそうな顔だとか、あるいは恋人を見送るのに辛気臭い顔もできなくて、無理に笑おうとするサマだとか。ともかく今まで見たことのないようなソウルの表情が心に引っ掛かって余計にモヤモヤになって、未練が残ってうかうか死んでられないキッド。ソウルの思惑とは微妙に外れてるような外れてないような、まあ結果オーライ……ですかね。


なんてことを考えているとやっぱり公式が最大手だと言わざるを得ない!っていうか纏まってないうえにムダに長いよ!原稿やれよ!!
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