ガンガン5月号感想

っつかパンしゃぶとかね、ソウルの奴らは日本の俗文化に詳しすぎだろうと。


とどうでもいいネタバレをかましつつ、サラっと5月号感想。

「闇＝左右対称を超える左右一体＝無＝規律の最終地点＝死」→「この世のすべてを排除する」。
なんという思考の跳躍。シンメトリーの拡大解釈とバランス論崩壊。神の理想によって秩序を保とうとしていた時の彼は、きっちりかっちり利他と利己とのバランスを保っていたというのにね。
破壊天使キッドさんのますますのご活躍を期待しております。
しかし規律の行きつく先がアレとなると、「実は既に世界は規律と言う名の狂気で支配されていたのだよ！」「な、なんだ（ry」な展開はやっぱないのか。ないよね。死神様から切り離された「規則と言う名の狂気」＝キッド、という意味での「断片」、な説が有力なんでしょうか。でもそれ死亡フラグ一歩手前の設定っぽくて怖いな。

で、エイボンの書は「読み解く」＝章ごとの中ボスを倒す、でいいのか。豚はともかくサキュバスはもうちょっと頑張れ。そしてブレアは反則だった。
暴食のね、喰ってるところが可愛くってもうね。性別逆転のMVPは間違いなくブラスタ♀だけども久々に出た涎ソウルも可愛かったです。

「色欲」と「暴食」はサクっと終わらせた分、「嫉妬」はネットリ描いてきそうだなー。ていうか嫉妬早かったな。もっと後の方かと。
ストーカー女子の再登場なわけだけど、あれは妄想っつーかあくまでマカのイメージなんだろうか？
第一、ストーカー女子相手だとマカは嫉妬「される側」だしなあ。この後妄想ソウルが現れて、第一話宜しくパートナー乗り換えを示唆されたりしたならば、彼女がマカの嫉妬の対象になるんだろうけども。
2月号のラブレターの下りと合わせて「モテる相棒に嫉妬」って展開はどうなのか。ソウルばかりが持ちあげられて腑に落ちない、ってな感情が引きずりだされて増幅。パートナーの信頼関係を崩す意味で、地味に嫌な精神攻撃だと思います。
ストーカー女子が言う、ソウル先輩に相応しくない云々はマカ自身の抱えたコンプレックスをストーカー女子に投影してるだけなんじゃなかろうか、とかそういう風に考えると、展開的に無くもない気が。
えーっとでもソレは大分前に「私はソウルと強くなる！」っつって乗り越えたはずでしたよね。うーん。

てか『嫉妬』はソウル回だと思っていたりしたんだが。まぁでも兄がどうとか最年少デスサイズがなんだとか、これまでも結構出てるしソウルで嫉妬話は順当すぎて面白くないっちゃあ面白くないかもしれません。（ひどい言い草だよ。）


ってな感じで相変わらず展開読むことを放棄している人の戯言でした。