ガンガン12月号感想

表紙＆巻頭カラーですよ！
マカさんの尻と生足がフェチ心を擽るような表紙。付録はソウルの魂型マウスパッド、応募者全員サービスは死武専型マウスです。
……ああ、死神様のお面の形を「死武専型」って言うのね。私ゃてっきり校舎の形だと思ってたからなんかこう……エラい使いにくそうなものを想像してたんだけど。勝手に。 そっか携帯スピーカーの時も「死武専型」って言ってたね……そういえば。
マウスパッドはソウル、マウスは死神＝キッド。セットで使えばたちまちあなたのPCデスク上がソウキドに。素敵アイテムです。

付録解説ページでマウスパッドについて説明するキッド。曰く、「白と黒の死神カラーで[中略]素晴らしい！（だが、左右対称であればもっと素晴らしかった…）」
彼は恋人をとことん俺色に染めたいようです。かわいいなあもう。
その隣でマウスについて説明するソウル、についてはうっかり色々妄想してしまってとても書き表せそうにありません（何を考えた）

うーん、今月はなんかすごくソウキドだったな……
みたいな頭のかわいそうな感想でよろしければ追記よりどうぞ。

さて本編。シドの腕は取れたままで、テスカは死んだ事になってます。死亡確定なの？……まだわからないか。
とりあえずvs.ノアは「新支配者を決めるキッドの闘い」と定義されました。『仲間を守りたい』『世界を救いたい』のような綺麗ゴトではどうにもならない、「狂気ともとれる感情＝冷静な殺意」が必要だと。『ただ殺したいから殺す』っていう事ですかね。手段を目的化させるということか。何の為に、誰の為にっていう明確な理由が存在しない感情を狂気と呼ぶのだな。

キッドと★は完全に殺意の波動をマスターしたようで、「発狂」した二人は早速異章でゲットした衣装を披露。取り敢えず発狂してもキッドの口の線が入ってない事には安心しました。★の目にはちゃんと☆がありますが。
しかしソウルのスーツだったりマカのドレスだったり、と同じようなモノでできてるんですかねあの衣装は。キッド的にも新しい服を是非見てほしかったんでしょう。ソウルに。好きそうじゃないですか、ああいう気取った装い。完全シンメトリーがいいならあんなひらひらのタイは選びませんよね。そういえば色欲の章のソウルはシンメトリーでした。お互い無意識で相手の好みに合わせているんだと考えて萌えます。ほんとにソウキドは可愛いな！

ああ脱線しましたね。連戦でボロボロのマカチームは、二人のサポートに回る形で。流石「調和」担当。皆の力を繋ぐという意味での「調和」か。主人公の役割としては絵面的に地味ですが、まぁ非常に重要な役目ではありますよね。
キッドがちゃんとソウルの名を呼んでくれた事ににやにやします。それはマカと二人で一人前だから
ソウルの存在がキッドの支えになる、という言質を取れただけで私はとっても幸せです。愛だね。

どこから湧いたのかゴフェルが、ノア様ガードの体制に入ります。が、当のノア様がゴフェルを含めたすべてに対して攻撃態勢に入ってる辺りお約束です。死亡フラグの発動かと思われたところでキッドに攻撃射程範囲外まで吹っ飛ばされるゴフェル。彼の死亡フラグは消えたのでしょうか。全てが終わってから目覚めるパターンな。お前は死神リストにも載ってないことだし死武専に来い、みたいな展開になったらどうしよう。ありがちすぎる。とりあえず捕虜として連れて行くぐらいのことはありそうです。

そしてジャスティンvs.死武専教員が開幕、と思いきやジャスティン逃亡。鬼神様の元へ向かうそうです。もしテスカ死亡がフェイクなら、ジャスティンの魂を辿れば鬼神の居場所が割れる事になるのですがどうなんでしょう。そんなにあっさりラスボスに辿り着いていいもんなんでしょうか。ノアの教えたのは鬼神じゃなくて「鬼神化したクロナ」の居場所だったりとか？何にせよ佳境ではありますね。

その間に開催されてるのはノアコレクションお披露目会。ダヴィデ像てｗギャグかと。首だけ出てきたオルトロスはタコっぽい。海産物お好きなんですかね。旧支配者とかもアレでしたし。
他にもサイクロプスとか有名どころの神話モンスターを、大久保アレンジするとあんな感じになるんですね。洗練されたキモチワルさが好きです。
そのサイクロプスをマサムネとミフネから受け継いだ技でぶった切る★。「乗り越えた相手が『無』になるわけではない」っていう証明のようで、その成長に泣けます。

そんな感じで★とキッドが主人公っぷりを遺憾なく発揮してもノア様コレクションは尽きません。108式どころかまだまだありそうな勢いですが、途中の帽子クルリンにはどんな意味が？お茶目？ｗ　来月も派手なアクションが期待できそうです。

鬼神の件とか伏線は張りつつ、話的にはあんま進んでないですね。魂喰はつくづく週刊ペースでやるべき漫画だよなあ。月間ペースにしちゃ展開が遅く、そのくせたまに先月みたいな説明的駆け足展開を入れてくるから心臓に悪いよｗ
ぼちぼち単行本派に戻りたいけど付録欲しさにずるずると買うのをやめられないのは魂喰ファンで、原作の展開がどうあれ「それはそれとして」と一人遊びできるのはよく訓練された魂喰ファンってことですね。わかります。